![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
#author("2025-03-04T06:58:32+09:00","default:admin","admin") #author("2025-03-04T06:59:29+09:00","default:admin","admin") #navi(../) #Contents ------------------------ *WinPEの作成 [#zdf182b4] まず、WinPEのブートメディア（USB）を作成します。 **Windows ADK のインストール [#adec30ff] Windows ADK (Assessment and Deployment Kit) をインストールします。 +以下のサイトから「Windows ADK」と「WinPEアドオン」をダウンロード [[Microsoft公式>https://learn.microsoft.com/en-us/windows-hardware/get-started/adk-install]] +ADKをインストールする際、以下のコンポーネントを選択： -Deployment Tools -Windows Preinstallation Environment (WinPE) **WinPE の作成 [#f84fa310] +管理者権限のPowerShellまたはコマンドプロンプトで実行 copype amd64 C:\WinPE_amd64 ※ E: はUSBドライブのドライブレターに変更。 +作成したWinPE USBをブートできるか確認 -PCをUSBから起動し、コマンドプロンプトが表示されることを確認。 *Windows展開用イメージの準備 [#r4f31f30] **参照マスターPCのセットアップ [#q030d756] -Windowsを手動でインストールし、必要なアプリ・設定を適用 -Sysprepの実行（一般化） cd C:\Windows\System32\Sysprep sysprep /generalize /oobe /shutdown ※ Sysprepを実行すると、PCはシャットダウンする。 **Windowsイメージ（WIM）を作成 [#c2059d0e] +WinPEでマスターPCを起動し、diskpart でパーティションを確認。 +dism を使ってCドライブをキャプチャ： dism /capture-image /imagefile:D:\install.wim /capturedir:C:\ /name:"Windows10" ※ D:\install.wim の保存先はUSBやネットワーク共有を指定。 *Windows展開（複数端末へ適用） [#e3f2458e] 各端末にWindowsを適用する手順です。 **ターゲットPCをWinPEで起動 [#j56d5ca2] 各PCをWinPE USBから起動します。 **DISKの初期化 [#l56adeb9] +diskpart を実行 diskpart +ディスクを選択し、パーティションを作成： select disk 0 clean convert gpt create partition primary size=100 format fs=ntfs quick assign letter=S create partition primary format fs=ntfs quick assign letter=C exit **Windowsの適用 [#s56242ec] +WIMファイルを適用 dism /apply-image /imagefile:D:\install.wim /index:1 /applydir:C:\ +ブートローダーを修正 bcdboot C:\Windows +PCを再起動し、Windowsが起動するか確認 wpeutil reboot **補足 [#v79e86c6] +ネットワーク経由で展開する場合 ++install.wim をサーバーに配置し、WinPE起動時に net use でマウントして適用可能。 ++例： net use Z: \\server\share /user:username password dism /apply-image /imagefile:Z:\install.wim /index:1 /applydir:C:\ +USBメモリに install.wim を含める ++install.wim をUSBの \sources\ フォルダにコピーしておく。 *まとめ [#f279d01a] WinPEを利用したキッティングは、 +WinPEブートUSBの作成 +マスターPCの作成とSysprep +WIMイメージのキャプチャと展開 +各PCへ適用 という流れになります。 複数端末を手動でキッティングするなら、この方法が簡単で確実です。 もし 完全自動化 したい場合は、 無人応答ファイル（unattend.xml） を併用するとさらに効率化できます。
