用語集†
運用管理(構成管理・資産管理・セキュリティ管理)†
- 【B】
- Bluetooth
短距離無線通信技術の一つで、携帯情報機器などのデータ・音声のやり取りに使われる。
- 【C】
- CI
Configuration Itemの略で、資産やシステムを構成するITインフラの構成要素のこと。構成管理では、CIとその属性の詳細、および各CI間の関係性をCMDBに記録して管理する。
- CMDB
Configuration Management DataBaseの略で、情報システムの構成要素とその依存関係を管理する統合リポジトリ・データベースのこと。CMDBは、ITILフレームワークの構成管理プロセスにおける中核的な存在として位置づけられる。
- 【R】
- RDB(RDBMS)
RDBはRelational DataBaseの略で、複雑なデータの関連性を扱えることを目的としたデータベース管理方式。データを複数の表で管理し、表と表の関連性を定義する。RDBMSはRDBを管理するための専用のソフトウェア。
- 【X】
- XML
eXtensible Markup Languageの略で、文書やデータの意味や構造を記述するマークアップ言語の一つ。ユーザが独自のタグを指定することができる。
- 【あ】
- インベントリ
財産目録、資産台帳、在庫などの意味を持つ単語で、ネットワークに接続された情報機器のデータを一覧化したもの。
- 運用管理サーバ
システムの運用において、運用管理の役割を担うサーバ。運用管理ツールを導入して管理作業を実施する。
- 【か】
- 監査ログ
セキュリティの監査のために、証跡として記録・採取するログ。サーバやアプリケーション、データベースなどに対する操作が対象となる。
- 【さ】
- スキーマ
データベース構造の定義のこと。RDBにおいては、テーブルを設計する際の各項目のデータ型やデータの大きさ、主キーの選択、他のテーブルとの関連付けなどが該当する。
- スクリーンキャプチャー
スクリーンショットともいう。コンピュータの画面に表示された全体または一部を、画像イメージとして採取すること。
- スケールアウト
システムの処理能力を向上させる手段として、サーバの数を増やす方法のこと。
- スケールアップ
システムの処理能力を向上させる手段として、CPU交換やメモリ増設などサーバそのものを増強する方法のこと。
- スナップショット
ある時点におけるファイルやディレクトリ、データベースの状態を採取したもの。
- 生体認証
個人認証技術の一つで、個人の身体的な特徴や動作の癖などを利用して認証を行う。指紋、声、瞳、静脈、筆跡などが利用される。
- 【は】
- ハンディーターミナル
片手で持てるサイズのデータ収集端末装置。スキャナ、無線通信機能、簡易キーボード、簡易ディスプレイなどを備えるものが多い。
- ファイル共有ソフト
インターネットを経由して不特定多数の利用者とファイルをやり取りするためのソフトウェアのこと。ウイルス感染による情報漏えいの危険性や違法コンテンツの流通などが問題となっている。
- ベースライン
基準線を意味する言葉で、差異を比較する場合の基準となる状態のこと。
- 【ま】
- マルウェア
不正で有害な動作を目的として作成された悪意のあるソフトウェアやコードの総称。ウイルス、バックドア、トロイの木馬、ワームなど。
- マルチテナント
1つの建物に複数の店や企業が同居している雑居ビルのように、1つのシステム環境で複数企業がシステムやアプリケーションを共同で利用する環境のこと。
- 【ら】
- ライフサイクル
人生の経過を円環で表した図になぞらえ、製品やサービスなどが生まれてから消えるまでの過程のことを指す。
- ロック/ワイプ機能
装置からの情報流出を防止するための機能で、操作を禁止した状態にするのがロック、装置内の情報を消去するのがワイプ。